ニュースリリース

プログラミングスクールのCodeCampが ブロックチェーン技術を用いたオープンバッジを発行開始 「CodeCampNEXT」の修了生にスキル証明バッジを発行

2022年3月3日プレスリリース

IT・DX人材のスキルの可視化・企業の人材水準の見える化に挑戦!


 オンラインのプログラミングスクール「CodeCamp」を提供するコードキャンプ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:堀内 亮平)は、ブロックチェーン技術を用いたオープンバッジ(スキル証明)を発行します。最初の取り組みとして2022年3月28日より提供を開始する、ITエンジニア向けキャリアアップ講座「CodeCampNEXT(URL:https://codecamp.jp/next)」の修了生に対してスキル証明として発行を予定しています。

■Web3.0時代のスキル証明:オープンバッジとは
 オープンバッジは学位や資格取得などの知識・スキル・経験の証明として、国際標準規格(IMS Global Learning Consortium)に則って発行されるデジタル証明です。このオープンバッジにはSVG・PNGの画像データにJSON-LD形式でスキル証明に関するメタデータが記録されます。メタデータには主に発行者・取得者・スキルの3つが含まれます。

(上図:オープンバッジに記録される情報イメージ)

保持する情報が統一されているため、他の団体が発行するバッジとも比較することが容易であり、個人のスキルや経験を可視化することができます。IMS Global Learning Consortiumのレポートでは、2020年までに約4,300万個以上のオープンバッジが発行されたと報告があります。

(上図:オープンバッジ画面イメージ)

Web3.0時代のデジタルスキル証明:ブロックチェーン技術を用いて、情報の持続性・真正性を高める
 オープンバッジに加え、ブロックチェーン証明書規格であるBlockcertsに準拠し、オープンバッジの情報をハッシュ化した値をブロックチェーンのネットワーク上に書き込みます。

非中央集権的で特定の管理者を持たないブロックチェーンでは、データを改ざんすることが困難です。また、一度書き込んだデータは永続的に保存されます。そのため、真正性・永続性・原本性を持ったデジタルスキル証明として、企業・大学・その他教育団体などで注目を集めています。

(上図:Blockcertsによるバッジ検証機能イメージ)


コードキャンプ株式会社 代表取締役CEO 堀内 亮平コメント
 人材採用/教育において、求める人材のスキル・能力要件に基づいた人材を適切に募集や配属をすることが重要です。しかしITエンジニアにおいては、実務で求められるITスキル・能力要件を正確に定義し、判断することは困難です。DXの必要性が高まる中、IT人材の能力やスキルを正確に把握して組織成長に活かしていくことが一段と求められます。

コードキャンプはこれまで50,000名、300社のIT人材育成・輩出を行った知見をもとに、オープンバッジによって企業や実務で求められるITスキル・能力を可視化します。企業は、求める人材のITスキル要件を明らかにすることで、採用や人材育成をあるべき形で進めることができます。個人のスキルの保有・習得状況を一元管理するインフラを構築することで、企業側の不足している人物像を明らかにし、新たな雇用を生み出す環境を整備していきたいと考えています。


■コードキャンプ株式会社について
2013年に日本初のオンライン・マンツーマンで学べるプログラミングスクールを開校し、以降プログラミング・デザイン・IT教育を中心に様々な教育事業を展開。

【CodeCamp】完全オンラインのプログラミング個人レッスン
【CodeCampGATE】転職・就職を目指す人の支援プログラム
【CodeCampNEXT】若手エンジニアのためのスキルアッププログラム
【CodeCamp for Enterprise】300社が選ぶプログラミング/IT研修
【CodeCampKIDS】小学生・中学生のためのプログラミング教室
【CodeCampus】テクノロジーの「学ぶ・働く」を知るメディア

<会社概要>
会社名:コードキャンプ株式会社
代表取締役 CEO:堀内 亮平
本社:東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 9F
URL:https://codecamp.jp/